事業概要

V.I.C.は、最先端のソフトウェア技術を駆使して、様々な研究機関と共に先端研究の場に係わりつつ、シミュレーション計算・解析プログラム開発・データベース開発など、高度ソフトウェア開発に取り組んでいます。

科学の周辺に派出する様々なソフトウェアへの要請に応えていくことで、社会に貢献していく組織を目指しています。

● プログラム設計・開発
● 数値解析・作図処理
● 環境影響評価シミュレーション計算・解析
● データベースシステム設計・開発
● 実験計測支援システム設計・開発
● ネットワーク環境構築
● 科学技術情報調査
● 自主開発アプリケーション販売

具体的な主要テーマ

1) 環境負荷物質挙動解析シミュレーションとして大気拡散、海洋拡散、および地層中移行に係るソフトウェア開発と解析計算
2) 環境影響評価のための被ばく線量計算
3) 大強度陽子加速器施設 J-PARC の利用技術者支援ソフトウェア開発
4) 科学情報共有化を目的としたデータベース開発
5) 複雑現象の可視化プログラミング
6) 科学計算のための汎用アプリケーション開発

■多様な領域シミュレーション計算

計算モデルの構築や数値解法の最適化から検証計算による妥当性検討まで、幅広いフェーズで力を発揮します。領域間で連携を図った複雑事象について精度を損なわずにシステム化するソフトウェア技術を蓄積してきています。目的に応じて、詳細モデルから簡易モデルまで幅広い計算技術を持っています。独自の計算コードシステムの開発にも取り組んできています。

●シミュレーションの種類

(1)遮へい・放射線輸送計算

(2)環境負荷物質挙動解析

○大気拡散 ○海洋拡散 ○地下水流動 ○埋設廃棄物環境影響評価 ○不確実性解析

■取り扱い計算コード

遮へい・放射線輸送計算

●MCNP●EGS
●PHITS●GEANT
●ANISN●DOT
●TORT●DORT
●QAD●G33
●SCALE●KENO
●ORIGEN●γShielder
●nShielder 

 環境負荷荷物物質挙動解析

●大気拡散RAMS/HYPACT,GAUSS,PLUMEモデル,GAUSS PUFFモデル
●海洋拡散mapd,barotropic-tide
●地下水流動3D-SEEP,MODFLOW
●埋設廃棄物環境影響評価EQ3/6,PHREEQC,GSRW-PSA,PA-SOL
●原子力施設のリスク評価OSCAAR,COQDOQ,COSYMA,MACCS2

※本HP中に記載の計算コード名は、各研究所、団体の公開登録コードです(一部を除く)。


■受託システム開発およびパッケージソフトウェアの開発と販売

●受託システム開発

放射能・放射線管理に係るデータ管理や帳票処理をサポートするサーバーアプリケーション、多岐に渡る入力パラメータや計算により出力された物理量を一括管理する統合型ワークベンチの開発に多くの実績を有しています。

現象を精確に把握する目的で、シミュレーションのためのシステム開発およびシミュレーション結果の可視化ソフトウェアの開発にも携わり、その成果は多くの研究分野で運用されています。

† 地域特性・利用目的に対応した作り込み
† サーバー上の全リアルタイム情報処理可能

  ●パッケージソフトウェア開発と販売

これまでに蓄積した下記の計算や開発技術を融合した独自のパッケージソフトウェアを開発し、販売してきております。弊社のパッケージソフトウェアは、長年において多数の販売・ご利用実績を頂いております。

■実績を有する開発言語

マルチプラットフォーム対応
(Windows、Mac OS、Linux、スマートフォン等)
Python、HTML、JavaScript、C#
ウェブサービスPython、PHP、Java、JavaScript
Windows アプリケーションC#、C++、VB
計算処理Fortran 90/95、C++、Python